コロナウィルス感染症の為国内船運航中止

新型コロナウイルスによる肺炎（ＣＯＶＩＤ１９）の感染拡大を受け、国内最大のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」を運航する郵船クルーズ（横浜市西区）は２５日までに、欧州や中米などを巡る「世界一周クルーズ」など３月から４月に予定されていた全ての船旅を中止にすると発表した。

　同社独自の「水際対策」では乗客の安全を保証できないと判断した。日本の客船が新型肺炎の影響で中止を決めるのは初めて。

　中止になったのは６本の国内クルーズと、４月２日に横浜を出発予定だった１０３日間の世界一周クルーズ。

　一方、日本船の「ぱしふぃっくびいなす」を運航する日本クルーズ客船（大阪市）は２５日、横浜発着クルーズを含む２月２７日から４月２７日までの船旅計１３本を中止すると発表した。

　５月以降の出発についてはスケジュール通りの運航を予定している。

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